東京ドームシティ発のハッカソンイベント「enXross2nd」への協賛報告のお知らせ
デジタルコンテンツ株式会社壽屋は、6月4日(火)、7月4日(木)に開催されたハッカソンイベント「enXross2nd」に、アバター製品「プレタコンポジッタ」 のアバターデータを提供する技術協賛をしましたことをお知らせいたします。
enXrossのビジョン
エンターテインメントを通じた新たな感動共有の場として、東京ドームシティは、デジタル技術を活用した街づくりを推進し、社会と人々の心を豊かにする都市を目指します。
enXross2ndについて
enXross2ndは株式会社東京ドームが主催するハッカソンイベントです。
開催第2回にあたる今回はポケモンGOの開発で知られるNiantic, Inc.や円谷プロダクションを協賛に招き、実際の東京ドームシティとデジタル空間を重ね合わせることで生まれる新しいデジタル体験や価値を創出することを目指します。
全93チーム258名の参加者が、6月4日(火)の説明会直後から同月17日(月)にかけて、VPS(visual positioning system)などの最新テクノロジーを駆使し、東京ドームシティの様々な場所で楽しめるデジタルエンターテインメントを開発。7月4日(木)のエキシビションでその成果を発表いたしました。
enXross公式WEBサイト:https://www.tokyo-dome.co.jp/enxross/
コトブキヤの協賛内容
当社は本イベントへの協賛として、当社のアバター製品「プレタコンポジッタ」シリーズ20種を、開発者が自由にご利用いただける開発アセットとして提供いたしました。
「プレタコンポジッタ」シリーズは、モバイル端末での利用を想定した軽量仕様の3Dモデルデータです。多くの場合、ITエンジニアが参加対象となるハッカソンではキャラクターアセットの利用は「キャラクターを制作するための時間が設けられない」ことや「著作権管理上の難しさ」などの理由から利用が避けられる傾向がありますが、本協賛によりenXross2nd期間中に限っては参加者がキャラクター3Dモデルを制約を気にすることなく利用できるようになりました。前述の通りモバイル端末向けの仕様であることから、開発への適用難度が低く扱いやすいこともあり、その結果イベント期間中約40チームがアセットをダウンロードし、作品への実装を試みました。また、いくつかのチームからは実際にアバターを組み込んだ作品がハッカソンの成果物として提出されました。
プレタコンポジッタをご利用いただいたハッカソン作品の例
作品名:東京ドームシティドリームジャーニー
チーム名:mouri45
作品概要:プレタコンポジッタのイチゴちゃんが東京ドームシティを案内してくれるARアプリです。特徴的なスポットではARアトラクションを遊ぶことができます。
作品名:Bazariba in Tokyo Dome City
チーム名:FujitoMatsubara
作品概要:本アプリは、東京ドームシティをエンタメの体験だけでなく、クリエイターを発掘し、応援する「場」にアップデートする都市XRアプリです。VPSとWebアプリを連携させ、ARによるクリエイターの展示即売フェスを実装します。
作品名:Maguc Moment
チーム名:ハートレコーズ
作品概要:ラクーアガーデンステージのディスプレイとモバイル端末を通してみるディスプレイを同期させ、あたかも実ディスプレイからキャラクタが飛び出てくるようなライブアプリケーションです。
作品名:僕の最強のデートプラン
チーム名:くらばらぼっち
作品概要:デート中、お店が分からなくなった・行きたい場所を忘れてしまった・歩きすぎて疲れさせてしまった、そんな経験を解決する、簡単操作のデートプラン作成・共有・遂行サポートアプリ。
コトブキヤアバターについて
壽屋はXR領域の一つ、VR領域について、「3Dアバター」をテーマに取組を進めております。これまでに、VRSNS向けのアバター製品を多数開発し、これに合わせて3DCGデータの開発力を高めて参りました。
本件のように、既存の3Dモデルのビジネス利用についてやアバターや衣装データのOEMの受託などが行えます。
アバター向け3Dモデルについてお困りのことがございましたら、お問合せフォームよりお問合せくださいませ。